Dang Van
Trieu
働く人を知るInterview 02
設計図から、
未来を想像する。
ダン ヴァン チェウ
所属部署:設計部 第一設計グループリーダー
勤続年数:5年目(2024年10月時点)
設計図から、
未来を想像する。
ダン ヴァン チェウ
所属部署:設計部 第一設計グループリーダー
勤続年数:5年目(2024年10月時点)

01学んだ技術を、活かせる場所へ

実習生として日本に来たのは、2015年のことでした。日本の高い技術を学び、いつか自国の仕事に活かしたいと思っていたんです。そのときから、設計には興味がありました。

3年間の実習生生活が終わり、ベトナムで仕事を探していたとき、友人から内田鐵工所のベトナム支店(現S-STEEL)を紹介されました。CAD オペレーターという仕事にとても興味があったので、ぜひ働いてみたいと応募。当時専務だった社長に面接していただき、縁あって社員になりました。面接の際、日本語力の高さと、向上心を褒めていただいたのを覚えています。

02自分の成長を、周囲に還元する

今は主に、設計業務を行っています。設計図から情報を読み取って鉄骨組立図を作成したり、部品・板発注書を作成したりします。設計で一番大事なのは「想像力」。図を見て、どんなものがどれくらい必要か考える力が必要です。どんな建物になるのだろう、と考えるときは、とてもわくわくします。

また、国内外のパートナーやクライアントと連携を取るのも自分の役目。言語能力とコミュニケーション能力が、とても大事な仕事です。 事務所・工場内では基本的に、ベトナム人同士であっても日本語で話すようにしています。そのほうが、みんな上達するので。入社したころは言語の壁も感じたのですが、がんばって勉強しました。そのかいあって今は問題なく、日本語で仕事の話ができます。近々、日本語検定N1(最高難易度)を受ける予定です。

実は日本に来る前、日本人に対してちょっと厳しいイメージがありました。でも自分がミスをしたとき、 上司は怒るのではなく、ミスの原因や対処方法を優しく真剣に説明してくれました。そのおかげで、次どうすればミスしないかを理解することができたんです。自分が教わったことを、今度は後輩に教えるようにしています。

03前向きな挑戦は、これからも続く

最初に設計図を見るとき、完成した建物を想像します。実際にできたものが想像より立派だと、びっくりしつつ、とてもうれしくなります。
長野だけでなく、日本全国いろいろなところに自分が手掛けた建築物があるので、とても誇らしい気持ちになります。旅行がちょっと楽しくなりました(笑)。

今後は、図面の専門家として頼られる存在になりたいです。提示された設計図そのままではなく、「もっとこうしてはどうか」と現場に提案できるようになれたらと思っています。そしてゆくゆくは、会社の経営まで考えられるビジネスパーソンを目指しています。

うちは、若手の提案を進んで受け入れ、挑戦させてくれる会社です。知識を増やしたい、自分の能力を上げていきたい、そんな前向きな人なら、きっと活躍できるはず。働きながら、一緒に成長していける人を待っています!

エントリー